秋田県で暮らす日記

大館市にIターンして見つけた地域らしさを紹介します

名産・土産・作品

ハクチョウ飛来地の大館

ロシア・シベリアの方から越冬のため日本へ飛来する渡り鳥である白鳥。 毎年秋冬になるとやってきて、市内の田んぼや川などで羽休めする風景が。 稲刈り後の田に落ちる籾(もみ)が餌で、今日も群れでついばんでいました。

鶏めし御膳(花善 大館駅前)

JR大館(おおだて)駅の名物駅弁、昭和22年に誕生した淡い甘辛味の「鶏めし」。 製造する「花善(はなぜん)」の食事処では、温かいまま御膳で食べられます。 弁当は他駅でも販売しますが、ふっくら香る曲げわっぱのご飯は下車しての特典。 食堂・弁当店「花…

「しろだし」(仙北市角館町 安藤醸造)

前に角館観光で本店に訪れ、湯で希釈したものを試飲し即買、すぐに使い切り。 基本は直売、通販のみで、先日大館のスーパーにて出張販売があり再度入手。 鰹・昆布・椎茸の旨みに岩魚しょっつる(魚醤)のコクが光る個性の白だしです。 (平成29年11月29日時…

地産地消(ちさんちしょう)鍋を作る

大家さんが育てた白菜をもらい、いつかCMで見たミルフィーユ鍋に。 白髪ネギと小ネギは自家菜園、豚肉は地元商店で買った秋田産のもの。 気付けば具は全て地場の食材で、簡単ながら味わい深い料理となりました。

「龍角散」(秋田藩の家伝薬がルーツ)ののど飴

江戸期に秋田藩に仕えた現・美郷町出身医師が発明した咳止め薬が元の龍角散。 同社の喉飴が爽快でかねて常備していて、テレビCMを機に秋田起源と知り関心。 アメに八峰町産ハーブのカミツレ(カモミール)を配合するなど今も繋がりが。 (平成29年11月25日時…

積雪になる

これまで昼には融けていたうちの方も、今日はどっと降り一日中積もったまま。 昨日の畑おさめは滑り込みだったと、すっかり雪の下の庭を見て今頃ヒヤヒヤ。 車の運転に気が張るなか、この積雪の具合が秋田犬の顔に見えてしまい和む。 akitaodatelifejp.haten…

居酒屋「六兵衛」(青森県青森市、ろくべえ)

所用で来た隣県、夕食どき青森の郷土料理を求め、貝焼味噌と地酒の看板を発見。 大きなホタテの殻を器に立つ湯気に、日本酒は市内蔵元の「田酒(でんしゅ)」。 懐っこい温かみが土地に惚れさせる店は、外の雪も肴に思う情景の北の酒場です。 「たる酒と貝焼…

薄雪の田んぼ

いつもの朝支度、窓の外は今までからガラリと変わり、目が覚める白さに。 刈られて残った藁(わら)色の稲株に雪を被る冬の田が広がっていました。 これから静かな冬へと、寂しげで慎(つつ)ましい風情があります。

「比内讃菓」(大館市 菓子舗一ノ関)

明治40年創業の和洋菓子店は、比内鶏最中はじめ地元にちなむ品が。 栗・キンカン・梅の実を異なる餡で包んだ饅頭は、田舎風の自然な味。 比内町周辺の地図模様の箱入り10ヶ、郷土愛が散りばめられています。 (平成29年11月11日時点の情報です)

比内地鶏の親子丼(れすとらん比内どり 大館市比内町)

秋田大館の比内(ひない)地区が主産地、日本三大美味鶏の一とされる比内地鶏。 しなやかな肉質が特徴的で、きりたんぽ鍋のダシや具に重宝する旨い味はさすが。 道の駅ひない併設の当店は、親子丼870円、たたき720円(今日現在)と好い価格。 比内地鶏料理「…

マルメロ柄のブラウス

七月に大館で開催されたフリーマーケットで、レトロ感に魅かれ買った服。 “QUINCE”の文字が気になり後で調べると、英語でマルメロ、北秋田の名産です。 黄色い果物の印象が強く、薄紫のデザインで全くそれだと気づきませんでした。 akitaodatelifejp.hatenab…

秋の果物マルメロ

職場の事務員さんが作った甘露煮をもらい、初めて食べた県森吉地区の秋の特産。 生だと渋くて硬い果物といい、調理で柔らかく甘酸っぱさが引き出され美味しく。 カリンと似た丸い実は大変かぐわしく、置いて天然の芳香剤としての用途もあり。

どぶろく「マタギの夢」(北秋田市阿仁 マタギの里観光開発)

山あいの打当温泉で製造販売する濁酒は、自家製米と地元森吉山の伏流水を使用。 すっきりした甘みと酸味、もろみの素朴な口当たりと軽い発泡のフレッシュ感。 売店で容器持参の量り売りか食事処で飲め、少量生産のため予め在庫の確認を。 【問い合わせ】打当…

白神の森は雪化粧(小岳 山本郡藤里町)

晩秋の白神山地の小岳(こだけ)へ、新雪と落ち葉を踏みしめ歩きます。 ガイド同行の藤里町エコツアーで、今日のイベントは「銀細工の森」登山。 落葉した枝に雪が積もり、秋田の伝統工芸銀線細工のように繊細な美しさ。 小岳(こだけ) 【所在地】秋田県山…

庭の食用菊を調理

今日は文化の日、国民の祝日、日本になじみ深い菊の花がふと思い浮かびました。 大家さんに初霜前に花が開ききったら穫りなさいと言われ、見逃しアウトの昨年。 思い立ったが吉日、しらすと焼いてピザ、日本酒に生の花びらを浮かべて菊酒に。

「おがどら」(男鹿市 菓子工房甘楽、からく)

とても目を引く包みのデザインで、秋田駅の土産物屋店頭にて思わず購入。 男鹿(おが)伝承の民俗文化なまはげの顔が、赤と青の表裏になったパッケージ。 上品な甘さの小振りなどら焼き、鬼の形相も実は福の神といわれるナマハゲです。 (平成29年10月31日時…

とんぶり

プチプチ感が楽しい、大館市比内(ひない)地区で国内生産量をほぼ占める特産。 植物ホウキグサの実を加工した野菜で、長芋や色々な食材と合うクセのない味。 異名「畑のキャビア」のそこはかとない高級感、生の初物が流通する秋が旬です。 (平成29年10月30…

秋田はりんごの産地

一大産地青森のとなり秋田県も、各所で林檎を作っていて国内上位の生産量です。 大館のリンゴ直売所で売っていた、秋田紅あかりと王林にジュース。 「秋田りんご」の語呂と語感も可愛くて良い気がします。 (平成29年10月27日時点の情報です)

杉造りの秋田駅西口バスターミナル

地場の銘木秋田杉を主役にした木造の停留所が美しい、県都秋田市の玄関口。 昨晩は秋田がテーマの座談会夜楽で、人が少ないことの良い面も言及されました。 人口減と危ういバランスですが、落ち着いて綺麗と感じる場面が多い街です。

杉と蔦紅葉(つたもみじ)

大館では沿道の木々や山々も秋らしい装い、季節の変化が感じられます。 工業団地のかたわらで見た、まっすぐ伸びたスギの幹に紅葉したツタが絡む姿。 ここは色鉛筆の森、ほか時代劇の林など、密かに名付ける印象的風景が増加中。

新米を食べる

兼業農家の運転手さんが作った新米を分けてくれて、今年もやって来た初物の日。 炊飯器から漂う香りがすでに美味しく、食べると無性に感謝したくなるおいしさ。 米農家さん直々の新米の味は、秋田に来て感動したことの一つです。

京急と秋田のコラボ催事(神奈川県横浜市 ほか)

東京・神奈川の私鉄「京浜急行」と「JAグループ秋田」らが開催中のイベント。 「京急百貨店」を主に京急系列スーパーや施設で、秋田物産展など各種の企画。 同社社員が訪秋し地元学生と田植・稲刈して応援「あきたecoらいす」も注目。 (上:横浜の上大岡駅…

「黒鉱ドーナツ」(大館市 大鳳堂)

先日のきりたんぽ祭りで見つけた、鉱石の黒鉱(くろこう)を模したドーナツ。 クルミ粒入りで、ごつごつした形と固めの食感、控えた甘さが中々の鉱物っぽさ。 かつて黒鉱はじめ鉱山の街として栄えた大館の、歴史ロマンを感じるお菓子です。 (平成29年10月10…

「打当のゴン太」(北秋田市 晩梅、ばんばい)

阿仁打当(あにうっとう)地区の熊牧場にいたクマのゴン太がモデルの焼き菓子。 好きな晩梅のチョコケーキ「ル・デセール」の隣にあり、道の駅たかのすで購入。 しっとりと存在感があり紅茶とも合い、可愛い形でお茶の場が華やかになります。 (平成29年10月…

白神山地の隠れ名峰(小岳 山本郡藤里町)

白神山地で向白神岳、白神岳などと共に世界遺産地域に入る標高1042mの小岳。 山地中央の奥深いところにあり、登山口までの林道が長くアプローチがやや難。 山頂からはぐるり眺望が良く、優しげで穏やかな紅葉がピークでした。 (上:山頂から眺める白神山地…

きりたんぽ本場で食と文化の祭典(大館市)

郷土料理きりたんぽの各店や一万本焼き、大館中心のご当地グルメが多数出展。 曲げわっぱ作りや秋田犬ふれあい体験なども、文化を一挙に楽しめる恒例の祭。 さすが前年13万人超の来場実績で今日は16時過ぎ訪れ売切ぎみ、9日まで開催。 イベント「本場大館き…

「煮ぼし味ラーメン」(大館市 大館麺類センター)

地元のスーパーで見つけた、ご当地製麺所の生麺・スープ・スパイスが入った品。 大館は拉麺店も煮干系が割と多く、隣る本場の津軽地方と巡りがいある一帯。 年中好んで食べるラーメンも、こう寒くなると増して幸せを感じます。 (平成29年10月6日時点の情報…

黄金色の秋田

米の収穫時期を迎え、たわわに実った稲がどこまでも黄金色に染まる秋の田。 兼業農家の人は会社を休んだり、稲刈り帰省の人がいたり、仕事もたけなわ。 曇天に月が出て暮れる瑞穂の国、神々しさを感じる風景が秋田にはあります。

干したゼンマイを調理

樹皮のようになった自作カンピョウを諦め、乾燥に成功した五月のゼンマイを。 故郷でも売ってはいたものの、秋田に来て地物を食べてから好物になりました。 干せば数年保存可、山菜採りひよっこの量では次回ナムルにして使い切りそう。 akitaodatelifejp.hat…

秋空の稜線(藤里駒ヶ岳 山本郡藤里町)

白神山地の一座で、樺岱(かばだい)登山道には展望のりょう線(尾根)が。 木々が黄や橙色に少しずつ紅葉し始めた、標高1,158メートルの頂上付近。 橅(ぶな)林の山たち通称ブナッコリーを眼下に、遠く田代岳や岩木山も。 (上:山頂付近の尾根道) (上:…