秋田県で暮らす日記

大館市にIターンして見つけた地域らしさを紹介します

風景

洗車しながら凍る

湯水をかけたそばから氷が張り足場の悪い寒い時期は、洗車を最低限に抑えます。 全体に浴びせてしまうと、翌朝には凍結でドアや窓の開閉ができなくなることも。 道路にまかれる融雪剤の塩化物による錆防止のため、車体の下を流す作業が追加。

「ワークマン」の防水防寒スーツ

移住当初とても温かそうだと大館池内店で買った「イージスシールド」という品。 真の寒い日にと初年はお蔵入り、翌冬の半ばに試し、やはり早く着れば良かった。 ほか長靴に手袋と、外仕事やアウトドアでワークマンにはお世話になっています。 (平成29年12月…

作った干し柿を食べる

茶色くいい感じになってきて、軒下から家の中に移した干柿。 進度がそれぞれで、まず一番柔らかい一個を食べてみました。 持つとむにむに愛おしい感触、中はとろり甘い幸せの味です。 akitaodatelifejp.hatenablog.com

銀河農場の夜(小岩井農場 岩手県岩手郡雫石町)

冬季恒例のイルミネーションで、動物型やトラクターと機関車の実物などに点灯。 日没前に見えた岩手山は「銀河鉄道の夜」著者で隣市生まれ宮沢賢治が愛した山。 土産のチーズケーキを家で食べ、日帰り圏かと列島の年末恒例大移動に際し感慨。 イベント「小岩…

鉱山の歴史をしのぶクリスマス(鹿角郡小坂町)

クリスマスまでの12月の土曜日、食や土産の夜店と電飾が彩った小さな旧鉱山街。 明治のキリスト教禁止令廃止後、独国人技師が祝った日本近代クリスマス魁の地。 昭和に鉱山が援助し建てた元カトリック保育園舎(写真)など遺構が点在します。 イベント「クリ…

夜に晴れると朝が寒い

起きて外に出ると久々に見る快晴で、朝の気温が氷点下12度まで下がった大館。 草木は樹氷、霧の雲海、ちらちらダイヤモンドダストが輝くいつもと違う世界。 雲が少ない夜は地表の熱が上へ逃げる放射冷却が強まり、明けに寒くなるそう。

水墨画風の雪景色

白い大地は雪を被った田で、帯状に広がる黒い杉山と、灰色の空。 白から黒の微妙な濃淡であらわす、水墨画さながらの風景を映す冬。 雪は暮らしに難をもたらす一方、見とれる自然の美しさを持ちます。 akitaodatelifejp.hatenablog.com

屋根からの落雪に注意

冬期は足下と頭上にも注意が必要で、家の屋根などから雪が落ちてくることが。 張り出した雪庇(せっぴ)が崩れたり、傾斜を滑ってきたり、下にいると危険。 新興住宅街を見ると、水平な屋根上で融雪させ落雪を防ぐ造りも増えています。

雪かきしてもまた積もる

玄関から道路まで庭を除雪して家に入りまもなく、野暮用で少し道路の方へ。 雪がない頭で足元をよく見ずつっかけで出たら、一歩目から来る容赦ない冷感。 朝出るために除雪し晩入るためまた、という無限雪かきに今季はなるかどうか。

日本酒「雪の茅舎 純米吟醸」(由利本荘市 齋彌酒造店)

茅舎(ぼうしゃ)とは茅葺き(かやぶき)屋根の家のこと。 雪深い田舎の風景が想像される酒を、当たらずといえども遠からずな我が宿で。 冬など外に気配がなくても中は大繁盛のことがある、秋田も忘年会の季節です。 (平成29年12月15日時点の情報です) aki…

ホワイトアウト(雪による視界遮断)に遭う

車を運転中に暴風で雪が舞い上がり、視野が白一色のほか何も見えない状態に。 秋田に来て吹雪で視界不良は経験しても、完全に見えなくなるこの現象は初めて。 減速中かろうじて弱まると次、ライトを点けていない車が極端に見えづらく恐怖。 (場所を改めて撮…

ポインセチアの塔と雪野原(ブルーメッセあきた 潟上市、かたがみ)

道の駅しょうわと併設の観賞温室に、クリスマスまで大きなポインセチアタワー。 ここ昭和地区は花の生産が盛んで、雪で真っ白になる秋田の冬も中は年中鮮やか。 温室やレストラン花の大地が面する広場は時季は花が美しく、今の静けさも綺麗。 展示「高さ4mの…

馬肉の食文化がある県北

秋田北部を中心に桜肉は身近な存在で、食堂やスーパーでよく見られます。 大館の馬太郎、北秋田の肉のまつお、能代の桜田畜産など専門店も複数。 名産の筍ネマガリダケとの煮込みを初めて食べたとき食文化を羨みました。 (平成29年12月8日時点の情報です)

水道管が凍って使えなくならないように

仕事のミキサー車を洗浄するため、一日に繰り返し利用がある屋外の洗車場。 凍結が心配される気象では、給水栓(蛇口)を開け水を少し流しておきます。 流水は凍りにくく、家庭でも同様にする場合や、留守時は水抜きが要ることも。 akitaodatelifejp.hatenab…

ハクチョウ飛来地の大館

ロシア・シベリアの方から越冬のため日本へ飛来する渡り鳥である白鳥。 毎年秋冬になるとやってきて、市内の田んぼや川などで羽休めする風景が。 稲刈り後の田に落ちる籾(もみ)が餌で、今日も群れでついばんでいました。

冬にできることを思い知る

大館のニプロハチ公ドームにプロ選手が集ったベースボールクリスマスの催し。 秋田出身者もいて、会場の野球少年に、外練習し難い冬は体作りに注力をと助言。 長い冬へ着々と脂肪を蓄えていることがばれ、昨日周囲に指摘された私はギクリ。 (平成29年12月3…

鶏めし御膳(花善 大館駅前)

JR大館(おおだて)駅の名物駅弁、昭和22年に誕生した淡い甘辛味の「鶏めし」。 製造する「花善(はなぜん)」の食事処では、温かいまま御膳で食べられます。 弁当は他駅でも販売しますが、ふっくら香る曲げわっぱのご飯は下車しての特典。 食堂・弁当店「花…

地産地消(ちさんちしょう)鍋を作る

大家さんが育てた白菜をもらい、いつかCMで見たミルフィーユ鍋に。 白髪ネギと小ネギは自家菜園、豚肉は地元商店で買った秋田産のもの。 気付けば具は全て地場の食材で、簡単ながら味わい深い料理となりました。

冬に歩く速さが遅くなる

秋田の人に、あなたも歩くの速いな、東京へ行くと速いもの、と言われることが。 定時で車へ向かうときなど確かに早く着き、地面が氷雪に覆われると同時に逆転。 スタスタ歩ける理由を聞くと、歩き方、地元育ちも転ぶといい、度胸でしょうか。

干し柿を作る

庭に大家さんの柿の木があり、干してみたらと分けてくれました。 皮をむき紐(ひも)で結び軒下に吊るし、せっせと初めてこしらえた七個。 何列も垂らす柿暖簾(のれん)は相当な労力だと、山里の風景が慕われます。 akitaodatelifejp.hatenablog.com

積雪になる

これまで昼には融けていたうちの方も、今日はどっと降り一日中積もったまま。 昨日の畑おさめは滑り込みだったと、すっかり雪の下の庭を見て今頃ヒヤヒヤ。 車の運転に気が張るなか、この積雪の具合が秋田犬の顔に見えてしまい和む。 akitaodatelifejp.haten…

畑じまいをする

小雪が降る中、株を全て抜き道具を片すなど、今年の家庭菜園を始末しました。 葱・南瓜・菊芋、薩摩芋と似た見た目のヤーコンを収穫、これから保存作業に。 冬を越すニンニクの球根をようやく植え来夏に託した夕方、もう地面は凍り初め。

居酒屋「六兵衛」(青森県青森市、ろくべえ)

所用で来た隣県、夕食どき青森の郷土料理を求め、貝焼味噌と地酒の看板を発見。 大きなホタテの殻を器に立つ湯気に、日本酒は市内蔵元の「田酒(でんしゅ)」。 懐っこい温かみが土地に惚れさせる店は、外の雪も肴に思う情景の北の酒場です。 「たる酒と貝焼…

薄雪の田んぼ

いつもの朝支度、窓の外は今までからガラリと変わり、目が覚める白さに。 刈られて残った藁(わら)色の稲株に雪を被る冬の田が広がっていました。 これから静かな冬へと、寂しげで慎(つつ)ましい風情があります。

初雪が降る

秋田は平年より3日遅い観測、県北の大館も降り、県南の町は積雪があったそう。 車のガラスについてはすぐ消える程度の場所にいたので、本番前の心の準備に。 しかし畑じまいや雪よけ設置など物理的準備がまだという、次の休みが勝負です。

初霜が降りる

外が明るみ目覚めたら、今までより一段と寒さを感じ、新しい季節の気配。 来たかと表を見ると、家の周りにこの秋冬で初めて観測する霜(しも)が。 寒さや氷雪との付き合いは大変ですが、冷たく澄んだ朝はとてもきれい。

「比内讃菓」(大館市 菓子舗一ノ関)

明治40年創業の和洋菓子店は、比内鶏最中はじめ地元にちなむ品が。 栗・キンカン・梅の実を異なる餡で包んだ饅頭は、田舎風の自然な味。 比内町周辺の地図模様の箱入り10ヶ、郷土愛が散りばめられています。 (平成29年11月11日時点の情報です)

いちょう吹雪の夜(青森県弘前城)

12日まで「菊と紅葉まつり」の弘前公園は、色づいた楓や桜が落葉中で冬支度。 堂々そこに立つ銀杏の古木、風で葉がちらちら舞い、黄色の絨毯を厚くします。 夜の園内を歩くと徐々に見えてき胸が高鳴る、別世界のような絵画的風景です。 イベント「弘前城 菊…

白神の森は雪化粧(小岳 山本郡藤里町)

晩秋の白神山地の小岳(こだけ)へ、新雪と落ち葉を踏みしめ歩きます。 ガイド同行の藤里町エコツアーで、今日のイベントは「銀細工の森」登山。 落葉した枝に雪が積もり、秋田の伝統工芸銀線細工のように繊細な美しさ。 小岳(こだけ) 【所在地】秋田県山…

庭の食用菊を調理

今日は文化の日、国民の祝日、日本になじみ深い菊の花がふと思い浮かびました。 大家さんに初霜前に花が開ききったら穫りなさいと言われ、見逃しアウトの昨年。 思い立ったが吉日、しらすと焼いてピザ、日本酒に生の花びらを浮かべて菊酒に。