秋田県で暮らす日記

大館市にIターンして見つけた地域らしさを紹介します

銀河農場の夜(小岩井農場 岩手県岩手郡雫石町)

冬季恒例のイルミネーションで、動物型やトラクターと機関車の実物などに点灯。 日没前に見えた岩手山は「銀河鉄道の夜」著者で隣市生まれ宮沢賢治が愛した山。 土産のチーズケーキを家で食べ、日帰り圏かと列島の年末恒例大移動に際し感慨。 イベント「小岩…

鉱山の歴史をしのぶクリスマス(鹿角郡小坂町)

クリスマスまでの12月の土曜日、食や土産の夜店と電飾が彩った小さな旧鉱山街。 明治のキリスト教禁止令廃止後、独国人技師が祝った日本近代クリスマス魁の地。 昭和に鉱山が援助し建てた元カトリック保育園舎(写真)など遺構が点在します。 イベント「クリ…

育てたヤーコンの味噌漬けを作る

シャキシャキ食感のヤーコンは、掘ってから菊芋と同様に土間で土の中に保存。 前にもらった自家製味噌漬が美味しかったので、みそ床を作り漬け込みました。 焼酎でと聞いたがあった中国土産の紹興酒(しょうこうしゅ)入も、味やいかに。

夜に晴れると朝が寒い

起きて外に出ると久々に見る快晴で、朝の気温が氷点下12度まで下がった大館。 草木は樹氷、霧の雲海、ちらちらダイヤモンドダストが輝くいつもと違う世界。 雲が少ない夜は地表の熱が上へ逃げる放射冷却が強まり、明けに寒くなるそう。

秋田犬のふるさと大館

秋田犬の発祥地とされる大館市は、忠犬ハチ公も生まれた「秋田犬のふるさと」。 住むと散歩していたり周りで飼っていたりとそれらしさを感じ、迫る新年は戌年。 市はホームページで年賀状など新年挨拶に使える秋田犬画像を来月10日まで公開。 (写真:大館市…

水墨画風の雪景色

白い大地は雪を被った田で、帯状に広がる黒い杉山と、灰色の空。 白から黒の微妙な濃淡であらわす、水墨画さながらの風景を映す冬。 雪は暮らしに難をもたらす一方、見とれる自然の美しさを持ちます。 akitaodatelifejp.hatenablog.com

屋根からの落雪に注意

冬期は足下と頭上にも注意が必要で、家の屋根などから雪が落ちてくることが。 張り出した雪庇(せっぴ)が崩れたり、傾斜を滑ってきたり、下にいると危険。 新興住宅街を見ると、水平な屋根上で融雪させ落雪を防ぐ造りも増えています。

雪かきしてもまた積もる

玄関から道路まで庭を除雪して家に入りまもなく、野暮用で少し道路の方へ。 雪がない頭で足元をよく見ずつっかけで出たら、一歩目から来る容赦ない冷感。 朝出るために除雪し晩入るためまた、という無限雪かきに今季はなるかどうか。

ブロッコリーを雪の下から救出する

移植したらと言われ存在に気づき、私の畑を私より把握する大家さんの温室へ。 食べる部分の発達はまだで、葉が折れてはいたものの、大きく育っていました。 降雪期に野菜作りをすると思っていなかったので、冬の楽しみが増えて嬉しい。 akitaodatelifejp.hat…

日本酒「雪の茅舎 純米吟醸」(由利本荘市 齋彌酒造店)

茅舎(ぼうしゃ)とは茅葺き(かやぶき)屋根の家のこと。 雪深い田舎の風景が想像される酒を、当たらずといえども遠からずな我が宿で。 冬など外に気配がなくても中は大繁盛のことがある、秋田も忘年会の季節です。 (平成29年12月15日時点の情報です) aki…

育てたキクイモを調理

畑から収穫後、土間で土の中に入れ保存していた菊芋。 生でシャキシャキ食べられる酢漬けと、人参と炒めきんぴらに。 火を通せばホクホクのイモらしい食感になり、印象が大きく変わります。 akitaodatelifejp.hatenablog.com

手足を重ね着しないと寒い

当初は神奈川にいたときの感覚で、上下の服だけ枚数を増やし防寒していました。 雪だるまのように着膨れても手足は一枚、冷えて痛くなるよと教わったアイテム。 下履き手袋をしてゴム手袋、靴下にインナーソックス、冬の外仕事で活躍します。

ホワイトアウト(雪による視界遮断)に遭う

車を運転中に暴風で雪が舞い上がり、視野が白一色のほか何も見えない状態に。 秋田に来て吹雪で視界不良は経験しても、完全に見えなくなるこの現象は初めて。 減速中かろうじて弱まると次、ライトを点けていない車が極端に見えづらく恐怖。 (場所を改めて撮…

寒波に備える

明日あさって大館の最高気温は氷点下で真冬日の予報。 防寒小物を揃え、暖房に燃料を満たし、大雪で停電すれば常備菜もいるかと山々。 それに雪かきするなら早寝も重要、体が資本の師走です。

焼肉・冷麺「ぴょんぴょん舎 盛岡駅前店」(岩手県)

移住前の旅行で冷麺にはまり、滅多に来れないしと友人と駅近でハシゴした昔。 肉の後、徐々にキムチがスープに混ざり辛く、アイスと珈琲を頼ませ有終の美。 今日は一人の胃袋で、今や車で二時間前後のため一軒を満喫、開拓は続きます。 「焼肉・冷麺 ぴょん…

ポインセチアの塔と雪野原(ブルーメッセあきた 潟上市、かたがみ)

道の駅しょうわと併設の観賞温室に、クリスマスまで大きなポインセチアタワー。 ここ昭和地区は花の生産が盛んで、雪で真っ白になる秋田の冬も中は年中鮮やか。 温室やレストラン花の大地が面する広場は時季は花が美しく、今の静けさも綺麗。 展示「高さ4mの…

馬肉の食文化がある県北

秋田北部を中心に桜肉は身近な存在で、食堂やスーパーでよく見られます。 大館の馬太郎、北秋田の肉のまつお、能代の桜田畜産など専門店も複数。 名産の筍ネマガリダケとの煮込みを初めて食べたとき食文化を羨みました。 (平成29年12月8日時点の情報です)

顔を隠さないと寒い

神奈川では気にしなかった顔周りの寒さ、秋田で外仕事すると冷気がしみます。 初年に教わったネックウォーマーが、首・顔・耳・頭を何通りかに覆えて便利。 雪山用の目出し帽は持ってきましたが、日常で使う機会はまだ訪れていません。

水道管が凍って使えなくならないように

仕事のミキサー車を洗浄するため、一日に繰り返し利用がある屋外の洗車場。 凍結が心配される気象では、給水栓(蛇口)を開け水を少し流しておきます。 流水は凍りにくく、家庭でも同様にする場合や、留守時は水抜きが要ることも。 akitaodatelifejp.hatenab…

ハクチョウ飛来地の大館

ロシア・シベリアの方から越冬のため日本へ飛来する渡り鳥である白鳥。 毎年秋冬になるとやってきて、市内の田んぼや川などで羽休めする風景が。 稲刈り後の田に落ちる籾(もみ)が餌で、今日も群れでついばんでいました。

多様な作業用手袋

上から右回りに、耐油ゴム防寒、ゴム薄手、背抜き、革、下履き、使い捨てポリ。 現業職と畑を耕す農村生活で、細分化され作業に適した手袋があると学びました。 消耗品のため色々試し、使い易さや触感など良いものを見つけるのも楽しいです。

冬にできることを思い知る

大館のニプロハチ公ドームにプロ選手が集ったベースボールクリスマスの催し。 秋田出身者もいて、会場の野球少年に、外練習し難い冬は体作りに注力をと助言。 長い冬へ着々と脂肪を蓄えていることがばれ、昨日周囲に指摘された私はギクリ。 (平成29年12月3…

鶏めし御膳(花善 大館駅前)

JR大館(おおだて)駅の名物駅弁、昭和22年に誕生した淡い甘辛味の「鶏めし」。 製造する「花善(はなぜん)」の食事処では、温かいまま御膳で食べられます。 弁当は他駅でも販売しますが、ふっくら香る曲げわっぱのご飯は下車しての特典。 食堂・弁当店「花…

仕事が終わると車の除雪

仕事が終わりさあ帰るぞというとき。 今日は日中に降り積もった車の雪下ろしをしなければ動けません。 雪国の一仕事です。

秋田言葉は難しい

住んで三年目もしばしば聞き取れない、フランス語と音が似ているという秋田弁。 最近も周りで聞こえた会話が訪日客かなと思うと、後からだんだん秋田の言葉に。 県内いわゆる標準語の人から方言が強い人までまちまちで多様性を感じています。

「しろだし」(仙北市角館町 安藤醸造)

前に角館観光で本店に訪れ、湯で希釈したものを試飲し即買、すぐに使い切り。 基本は直売、通販のみで、先日大館のスーパーにて出張販売があり再度入手。 鰹・昆布・椎茸の旨みに岩魚しょっつる(魚醤)のコクが光る個性の白だしです。 (平成29年11月29日時…

地産地消(ちさんちしょう)鍋を作る

大家さんが育てた白菜をもらい、いつかCMで見たミルフィーユ鍋に。 白髪ネギと小ネギは自家菜園、豚肉は地元商店で買った秋田産のもの。 気付けば具は全て地場の食材で、簡単ながら味わい深い料理となりました。

冬に歩く速さが遅くなる

秋田の人に、あなたも歩くの速いな、東京へ行くと速いもの、と言われることが。 定時で車へ向かうときなど確かに早く着き、地面が氷雪に覆われると同時に逆転。 スタスタ歩ける理由を聞くと、歩き方、地元育ちも転ぶといい、度胸でしょうか。

家の暖かさに油断する

帰省し復路の飛行機を降りた瞬間の冷気が、戻ってきたと感じさせる秋田の寒さ。 週末の神奈川は天候に恵まれ、帰秋するとより寒く思うだろうと心得ていました。 ただ外気温の低さゆえ屋内はぬかりなく暖房するため、換気と、寝落ちにも注意。

「龍角散」(秋田藩の家伝薬がルーツ)ののど飴

江戸期に秋田藩に仕えた現・美郷町出身医師が発明した咳止め薬が元の龍角散。 同社の喉飴が爽快でかねて常備していて、テレビCMを機に秋田起源と知り関心。 アメに八峰町産ハーブのカミツレ(カモミール)を配合するなど今も繋がりが。 (平成29年11月25日時…