大しめ縄をケヤキの霊木に奉納する(若木神社祭礼 大館市)
先日見学したしめ縄作りで拵えたものを、出川の欅(いでがわのけやき)に奉納する年中行事がおこなわれました。
空が明るんでくる早朝5時、しんとした空気の中で儀式が始まります。
住民達の手で捧げる大しめ縄は翌年の同4月8日まで掲げられ、時代を越える千代の欅は、集落の入口に鎮座し出川の村を見守り続けます。
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御神木を敬い、秋冬にたまった落ち葉をきれいに掃除し周囲を清める
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一年の役目を終えて解かれたしめ縄は、落ち葉と朽ちて村の土に還る
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新しいしめ縄を多勢で大樹に巡らせる
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大正、昭和、平成と歴代奉納されたのぼり旗を立てる
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若木山(オサナギ又はワカキサンなど)大権現として尊び、御神酒を供し拝む
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根元に多数あるコブは、乳母の欅—おっぱいの神様としても信仰されています
※平成29年4月8日取材時点の情報です
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