秋田県で暮らす日記

大館市にIターンして見つけた地域らしさを紹介します

食べ物・お酒

ゴーヤが実をつける

暗くなるのが早くなり、畑仕事半ばで切り上げようとしたところ発見。 暑い沖縄特産の夏野菜ゴーヤーが、秋田で今頃になって実を結ぶとは。 寒冷地の山里で5cmの果実がこの後どうなるか、熱視線で見守ります。

小さい秋を見つける

いが栗アタックや枝のしなるムチなど数々の洗礼を受け辿り着いた仕事の納入先。 車体に両脇の木々が被さる狭路を抜けると、紅紫のススキ野が広がっていました。 甘いサツマイモの色、秋田の秋の美味しいものを楽しみに思う昼前の現場でした。 (業務に差し支…

朝露(あさつゆ)の稲田

朝晩と肌寒い近ごろ、穂の出た稲が緑色から刻々と黄みを帯びる周囲の田んぼ。 今日早く起きると、結露した雫が太陽の光を反射し、きらきらと輝いていました。 籾(もみ)の中で米が育つとさらに頭を垂れてきて、秋本番の収穫に向かいます。

ミョウガの花が咲く

毎年晩夏から初秋にかけ、地上にちょこっと頭を出す庭の茗荷(みょうが)。 約1mに伸びた緑の偽茎(ぎけい)が密集する茂みに潜って摘む宝探し感覚。 開花すると目立つが旬には遅く、塩辛ければ分かるまいと漬けて帳尻合わせ。

喫茶店「クイーン」(鹿角市、かづの)

市中心部の花輪(はなわ)地区の商店街、脇道から入る二階にひっそりとある店。 営業は半世紀以上の歴史で、時間がゆっくり流れているかのようなレトロな空間。 スパゲティや人気のドリアにパフェ、喫茶店的メニュー豊富で通いたい老舗です。 喫茶店「クイー…

秋田の夏を振り返る

特に印象的だったのは秋田や近県の多様な祭り、元気に育った自家菜園の夏野菜。 遊びの対価に去年は海でブヨ、今年は山でアブに栄養をやった思い出。 ともあれとても魅力的な田舎の夏が秋田にはあります。

「秋田県産”のむ”トマト」(秋田市 JA全農あきた)

シンプルなデザインが中身勝負でおいしそうに見えJA産直おおだいこにて購入。 冷やして飲むと、頭が冴えわたる瑞々しさやトマトと塩だけが作る味に驚き。 爽快感と濃厚さが同居した、飲み終わるのが惜しくなる野菜ジュースです。 (平成29年8月30日時点の情…

ご当地グルメ「森吉山ダムカレー」(北秋田市)

全国で増えるダムカレー、写真は道の駅たかのすと四季美館の食堂で販売のもの。 ご飯がカレーをせき止めている感じ、牛肉に地物野菜や山菜が多彩で楽しげ。 ほか喫茶ねもりだでも、地元の同ダムがテーマの異なる一皿が食べられます。 (平成29年8月29日時点…

ご当地氷菓「じゃっぷぅ」(能代市二ツ井町 三国統也商店)

全国でファミリーマートに転換中のサンクス、秋田二ツ井店で購入した地元名物。 写真はレジ奥の機械で絞ってもらう柔らかいじゃっぷぅ、陳列棚には冷凍ものも。 きめ細かい氷の粒の滑らかさが気持ちよく、懐かしいイチゴシロップの味でした。 (平成29年8月2…

育てた枝豆を食べる

家庭菜園の膨らんだエダマメは、トウモロコシ同様鮮度が命で、穫って即塩ゆで。 昨年は根付いた頃に植え替える大胆不敵な初心者ミスで2株失ったため余計旨い。 茹でたての香りもよく、休日の前夜祭であることも相まって、ビールが進みます。

育てたトウモロコシを食べる

収穫は湯を沸かしてからと言うほど、新鮮なものは格段に美味しいです。 上から何列か虫に食われたものもあり、そこだけ切除し教えの通りすぐ塩茹で。 自作野菜を食す生活で、多少の虫食いや変形は問題なしと見方が変わりました。

縁側でスイカ

畑の西瓜は満を持して収穫成功、縁側に腰掛け食べる長年の夢が実現。 まるまると大きく育ち、その分甘さ控えめで爽やかな味はご愛嬌。 夏の縁側スイカ、冬の薪ストーブ、山里暮らしの象徴は心に残ります。

育てたルッコラを調理

大量に育ち生食続きだったので、試しに火を通し「味どうらくの里」でお浸しに。 茹でると辛みや独特のクセが消え、これはほうれん草ではないかと思う変わり様。 ハーブが苦手な人もいけそう、香味野菜好きな私は来年の香草・薬味畑を計画中。

大鮎焼きとビアガーデン(大館市田代地区)

米代川や早口川など有数の鮎釣り場を持つ大館で夏祭り、千匹焼きへ急ぎます。 焼いた皮の塩気と食感、詰まった身の味、焦げや肝の苦みとビールは最高の友。 燈籠流しや盆踊りに打上げ花火なども催し、日本の夏が凝縮された祭りでした。 イベント「大鮎の里ふ…

ハンバーガー「ラッキーピエロ ベイエリア本店」(北海道函館市)

東京からの来客の希望で函館へ、大好きなご当地チェーンに一年ぶりの再訪。 いい意味で怪しげな外観と、本格的な味に魅惑の炭酸ラッキーガラナがツボ。 距離感を狂わす大北海道も函館は大館より電車で3時間弱から、近い気がします。 バーガー・カレーレスト…

喫茶店「麦藁帽子」(青森県青森市)

何かと訪れる青森市は趣ある老舗が多く、喫茶店巡り好きに楽しい場所。 ふわり泡立つミルクの珈琲に、パリッと小気味良いホットドッグのモーニング。 遠方ナンバーの車をよく見るお盆の頃、店も朝から賑わい活気づいていました。 喫茶店「麦藁帽子」(むぎわ…

ビニールハウス内がジャングル化する

スイカ・メロン・カボチャ・ユウガオのツルがみるみる伸びて足の踏み場がない。 今年は作物の育ちが遅いと心配した束の間、食べるのが追いつかないほどの実り。 上手くいったり失敗や予想外があったり、畑は一喜一憂です。 akitaodatelifejp.hatenablog.com …

ラーメン「Aji-Q鷹巣店」(北秋田市)

秋田や岩手に展開するアジキュー、パンダの看板がどことなく昔風でいい味。 都会のカウンターだけの拉麺屋より、グループで利用しやすい店が主流のこちら。 一人でもゆっくり心置きなくラーメンが、さらに餃子もカレーも食べられます。 「ラーメンショップAj…

夕顔の一番果を収穫

しばらく見ない間にずいぶん大きくなったと45cmで収穫したのが早とちり。 農家の大家さんが気付き、本来は倍の90cm抱きかかえるほどに育つとのこと。 名から和風美人を思い描いた夕顔の実は、確かに面長で想像以上の器量でした。 akitaodatelifejp.hatenablo…

竿燈(かんとう)の稲穂が実る大通り(秋田市)

市の中心部を貫く竿燈大通りを主に毎年開催「秋田竿燈まつり」今年の最終日。 豊穣を祈り稲穂に見立てた竿燈を操り、空を煽(あお)るように魅せる妙技。 街なかで大々的に祭る光景に、米の国秋田が永く継ぐ風土と個性を感じました。 年中行事「秋田竿燈まつ…

メロンの器で赤ワイン

そろそろ収穫かと見ると、何と半分ひび割れていて、もうもいで早く食べないと。 急で夢のフルーツポンチに合せ盛る果物の用意もないし、あるのは赤ワインのみ。 憧れた可愛い色取りのデザートに対して、質実剛健、お酒好きの運命でしょうか。 akitaodatelife…

ジャガイモを収穫する

7月末日も続く今年の東北の梅雨、降らないうちに畑の芋掘りをしました。 茎を抜くとついてきて、さらに土の中で手探り、芋に触れ見つけるたびに嬉しい。 半分に切った種芋から6、7個でき、放任が幸いか去年よりいい形と大きさでした。 akitaodatelifejp.hate…

「牛たん炭焼 利久 名掛丁店」(宮城県仙台市)

神奈川への帰省で高速バスの大館仙台線を使い、乗継時間を多めに取り街を散策。 丸い薄切りに慣れているため、仙台名物ぷりっとした厚切り牛タンはやはり特別。 カウンターでさっと済ませた大都市、また遊びに来たい杜(もり)の都です。 「牛たん炭焼 利久 …

コキアが茂る

ビニールハウスの隅にこんもり小さな森のように集まるコキア(ホウキグサ)。 丸くきれいな形で大きくなり、秋に赤く紅葉する観賞用の品種を育てています。 畑のキャビアという名産大館とんぶりは、草丈が高い仲間の実を加工したもの。

「菅野食堂」(すがのしょくどう、鹿角市)

この季節にわかに沸き上がる冷やし中華欲。 国道282号沿いの素朴な外観の食堂は、店内もレトロでタイムスリップ感。 ざっくりした具材にひたひた汁の細麺をつるつると、夏だなあ。 「菅野食堂」 【所在地】秋田県鹿角市十和田毛馬内字城ノ下105−1 【電話】01…

隠れスイカを見つける

先週ついた実が小さいまま駄目になり、気長にかと株を眺めると衝撃的な発見。 端の方で隣のズッキーニの栄えた葉に隠れ、別の西瓜が大きく育っていました。 数秒この貫禄ある実と見つめ合った気がするも、さあ夏に食べられそうな量感。 akitaodatelifejp.hat…

青い田んぼと山々

遠目には水面や床が見えないほど稲が茂った青田(あおた)が広がる夏の日。 奥の山々が重なり青いグラデーションを作り、夕焼け空が色を引き立てます。 先の荒天が止みすぐ田を見回る姿があったように、自然と人の織りなす風景です。

メロンの品種の違いに気づく

夢のフルーツポンチの器には若干小さいと近ごろ気づいた栽培中の品種プリンス。 約5、600グラムで、アンデスのような1kg程度以上のものと勘違いしていました。 むしろ一人前の食べきりサイズが作れて手頃だと、ゆるゆる家庭菜園二年目です。 akitaodatelifej…

スイカが実をつける

はじめ生長が滞っていたスイカに実がつきました。 小さくてもちゃんと縞模様で、産毛みたいなものが生えていて可愛い。 受粉し40〜45日後が収穫目安といい、初秋の夜長にゆっくり西瓜も良さそうです。 akitaodatelifejp.hatenablog.com

伸びすぎたキュウリ

3、4日見ない間に大きくなった胡瓜は、一日で数センチ育つ野菜です。 今日の収穫は2株からこれほどで、左端が通常、右端が伸び過ぎの30cm。 監督不行届で曲がり果を作ってしまい、教科書で見た人類進化図のよう。