秋田県で暮らす日記

大館市にIターンして見つけた地域らしさを紹介します

車の雪用ワイパー

温暖な地域で一般的な夏用(左下)のほか、冬用のスノーワイパーがあります。 アームの先に着脱するブレードの可動部分が凍結しないよう骨組みをカバー。 窓を拭うゴムは氷雪を除きやすい素材で、これらもタイヤ同様に夏用と使い分け。 akitaodatelifejp.hat…

車の窓ガラスが凍る

寒さで窓が凍る日があり、外側と場合により内側、走る前に氷の除去が必要。 デフロスター(扇型に波線3本のマーク)をつけ、車載したヘラで削るなどします。 秋田に来るまで経験がなく、初めて凍結した朝は、手間どり家を出遅れました。 akitaodatelifejp.ha…

「日景温泉」(ひかげ、大館市)

明治26年来の孤高の名湯へ日帰り入浴に、雪深く秋田杉が生い茂る山間にある宿。 一時閉館を経て蘇った曰く霊泉の濁り湯は、強い硫黄臭と軽やかな肌触りの中性。 大人しい舎も好ましく、食事は料亭の手技と聞き、泊り隠れてみたくもなります。 (風呂は原則撮…

辺境の眠らぬ図書館(国際教養大学 秋田市)

国際教養大学の図書館は24時間開館、街から離れた森の中にあり自習には好条件。 秋田杉の梁(はり)や柱に弓なりの書架が美的、一般客も時間帯で利用・見学可。 本学は授業を英語で行い海外留学必修、国内外の人達が交差する活発な場末です。 「中嶋記念図書…

太陽をありがたがる

ずっと広がる田園の仕事現場で、遮るものがなく吹きさらす風がとても冷たい。 雲間から太陽が見え隠れ、日が射すととても温かく生き返り、光合成する気分。 作物の葉の摘みすぎは禁物と省み、お天道様と称した昔の人に思いをはせます。 (業務に差し支えない…

ブロッコリーが蕾(つぼみ)をつける

温室のブロッコリーに食用部分である花蕾(からい)が出てきました。 初年の露地は誤って虫食い葉を除去しつくし、今季は雪の下に放置するしくじり。 今こそ、大きくなるまで丁重な温室育ちで世話しようと誓いました。 akitaodatelifejp.hatenablog.com

窓の雪囲い

積雪の重圧や落雪の衝突で建物の窓ガラスが割れることを防ぐ寒冷地特有の外装。 木の板を渡したり、トタンや樹脂パネルを立てかけたり、時期の前に準備します。 設置すると日光が遮られ室内は暗くなり、積もれば昼でも電気、冬真っ盛りです。

きりたんぽ柄のふきん

秋田県のソウルフード、きりたんぽ鍋とたんぽが描かれた可愛い布巾。 食器を拭くのにちょうど良く、台所で日本酒手ぬぐいとともに活躍中。 切ったものが「きりたんぽ」、そのまま長いものは「たんぽ」と言います。 akitaodatelifejp.hatenablog.com

「秋田弁!単語カード」

秋田の知人から最近もらった秋田弁の単語帳。 かわいいイラストとともに73語収録、よく聞く方言や初耳の言葉が。 学生時代を過ぎても、実践と机上いつまでたっても勉強です。 「秋田弁!単語カード」 【企画】スタジオアットテイク 【制作】くまがい印刷(秋…

イトウとヒラメの漬け丼(ドライブイン汐風 青森県西津軽郡鰺ヶ沢町)

水産のまち鰺ヶ沢(あじがさわ)名物を盛り合わせた二色丼「いとひら丼」。 希少な淡水魚イトウの養殖場が町にあり、川のトロと称される脂と柔らかさ。 冷たい海で身が締まったヒラメにタレが染み、夏に来て冬の旬もと再訪です。 食堂「ドライブイン汐風」(…

スノーポール

降雪期に道路の端が分かるよう設置される、主に紅白の縞(しま)模様の長い棒。 積雪で道のふちが隠れるため、歩行者や車の通行、除雪車が作業する際の目印に。 境界にある程度の間隔で立ち、雪深い場所では高い支柱で吊る下向き矢印の型も。

地場企業「たけや製パン」のパン(秋田市)

県内スーパーなどに数々の商品が並び親しまれる、秋田ご当地たけや製パン。 大手山崎製パンの当県に流通するパンも、業務提携で製造販売しています。 タケヤ昔からの「バナナボート」、全国区ヤマザキは「まるごとバナナ」です。 (平成30年1月12日時点の情…

育てたヤーコンの味噌漬けを食べる

焼酎(右列)入と紹興酒(しょうこうしゅ、左列)入の二種類で漬けたヤーコン。 寝返らさせつつ三週間冷蔵し情がわき、琥珀宝石よろしく透き通る茶褐色が尊い。 酒の風味の個性がマイルドに生きた味噌漬は、白いごはんが止まりません。 akitaodatelifejp.hat…

セリのしゃぶしゃぶ鍋を作る

きりたんぽ鍋にも欠かせない芹(せり)、秋田は国内有数の産地。 県産の新物を「白だし」と比内地鶏を入れた出し汁でセリしゃぶに。 香り良く根っこもシャキッと食べられる、若々しい初春の味です。 (平成30年1月10日時点の情報です) akitaodatelifejp.hat…

重機カレンダー

年末挨拶などの関係で職業柄、建設機械の写真カレンダーを譲ってもらいました。 稼働中の臨場感あるビジュアル、十二の多様な建機が集う図鑑っぽさにときめき。 昨年版に続き愛用していて、日々眺めると仕事に精を出そうと思えます。 (制作者の日本キャタピ…

適度な帰省を大切に

地方と都会は異なる魅力があると移住前・当初から思い、今もそう感じます。 秋田と長く暮らした東京圏に、それぞれ親しい人や物事がありどちらも大事。 秋田で暮らし、自分なりの頻度で帰省し実家や都会へ行く生活をしています。 akitaodatelifejp.hatenablo…

甘いドーナツと苦いコーヒー

朝に大家さんと会い年明けの挨拶をするとドーナツをくれました。 実家からの帰路の弘前で、夕食をミスドと葛藤し地場の店にしたばかりの偶然。 故郷の友人からの珈琲を母に持たされた一客でさっそく、おいしくて甘苦。 (平成30年1月7日時点の情報です) aki…

青森の弘前に近い大館

帰省から戻る鉄道の旅程に弘前(ひろさき)駅で待ち時間があり途中下車。 改札を出るとリンゴ像と大館アメッコ市のPRが、どちらも可愛いモチーフ。 最寄りの大きな街でよく来るため、行政区域は違っても秋田暮らしの一部です。 (平成30年1月6日時点の情報で…

郷土料理店「あきた美彩館 ダイニング」(東京都品川駅前)

東京のターミナル駅でビジネス街、商業ビル内の秋田県アンテナショップ併設。 きりたんぽ鍋や比内地鶏親子丼と定番のなか稲庭うどんを、日本酒も複数あり。 回転が速い平日の昼に故郷の料理名が飛び交う、都会の日常に根づく秋田です。 秋田県産品店・食堂「…

駅待合室の石油ストーブ

どこか遠くの鉄道駅にあり、雪国の象徴のようであった待合室のストーブ。 実際に来てみると、冬は大館や内陸線の鷹巣、阿仁合で見て、なんと暖かいこと。 地元で当たり前の日常も、ときに旅人の情緒となり印象深く刻まれます。

ハタハタ寿司

冬の日本海で漁が盛んな鰰(はたはた)を、塩・ご飯・麹などと漬けた発酵ずし。 郷土の伝統的な保存食で、各家庭の製法で作られ、店には出来たものが並びます。 正月料理の一つに普及し、米と麹が成す日本酒と合う、秋田の今頃の風物詩です。 akitaodatelife…

日本酒「刈穂 種月 純米大吟醸」(大仙市 刈穂酒造)

秋田清酒が販売する刈穂(かりほ)酒造の銘柄「種月(しゅげつ)」でお祝い。 元旦のみくじに飲み過ぎ注意と戒めがあり、このラベルには禅語「耕雲種月」。 神様仏様、自然の下で耕し種をまき酒は使いように自律して吉、という解釈で。 (平成30年1月2日時点…

近くで初詣する

秋田に住み一度目の正月は大館神明社、翌年は帰省し初もうで。 今回は生活圏である隣市北秋田の鷹巣(たかのす)神社へ。 地元でこぢんまり、のどかに新年が始まりました。

ご当地麺「中山そば」(大館市)

中山地区に伝わる、大館特産のヤマノイモ(山芋)をつなぎにした蕎麦で年越し。 一帯に目立つ林檎や梨の看板に紛れて「そば」の文字を見つけ、食べてから毎年。 この太めな手打ち生麺をよく茹で、つゆは味どうらくの里、家の味になりました。 (平成29年12月…

年末は町に人が増える

正月料理の買い物で町へ行くと、普段やお盆時期よりも人出が多く特別な雰囲気。 スーパーは混雑といつも以上に揃えた総菜、目当ての生ハタハタは時すでに遅し。 年末年始の準備や帰省で戻ってきた人たちか、大館の辺りはとても賑やかでした。

冷凍していたキュウリの佃煮を食べる

夏に畑でたくさん穫れた胡瓜は、つくだ煮にし小分けで冷凍保存していました。 自然解凍でポリポリした食感としょっぱい味がよみがえり、ごはんが進みます。 一株から多産なこの野菜を、大量に使え長く保存できる地元で習った料理です。 akitaodatelifejp.hat…

ホームタンク

寒冷地の戸外でよく見られる、数百リットルなど灯油を貯蔵する据え置き容器。 屋内のストーブや給湯ボイラーに配管で給油され、またはポリタンクに移替え。 補充は小型タンクローリーによる配達が一般的で、地域の取扱店に注文します。

洗車しながら凍る

湯水をかけたそばから氷が張り足場の悪い寒い時期は、洗車を最低限に抑えます。 全体に浴びせてしまうと、翌朝には凍結でドアや窓の開閉ができなくなることも。 道路にまかれる融雪剤の塩化物による錆防止のため、車体の下を流す作業が追加。

「ワークマン」の防水防寒スーツ

移住当初とても温かそうだと大館池内店で買った「イージスシールド」という品。 真の寒い日にと初年はお蔵入り、翌冬の半ばに試し、やはり早く着れば良かった。 ほか長靴に手袋と、外仕事やアウトドアでワークマンにはお世話になっています。 (平成29年12月…

作った干し柿を食べる

茶色くいい感じになってきて、軒下から家の中に移した干柿。 進度がそれぞれで、まず一番柔らかい一個を食べてみました。 持つとむにむに愛おしい感触、中はとろり甘い幸せの味です。 akitaodatelifejp.hatenablog.com