秋田県で暮らす日記

大館市にIターンして見つけた地域らしさを紹介します

古民家・家庭菜園

初雪が降る

秋田は平年より3日遅い観測、県北の大館も降り、県南の町は積雪があったそう。 車のガラスについてはすぐ消える程度の場所にいたので、本番前の心の準備に。 しかし畑じまいや雪よけ設置など物理的準備がまだという、次の休みが勝負です。

セラミックファンヒーター

電気で動きスイッチを入れるとすぐに温風が出るセラミックヒーター。 薪ストーブなどメインの暖房と併用し、足元に置き局所的にあたっています。 小さく軽いため、温かさが足りない部屋へ持ち運び使うのに簡単です。

育てたカボチャを調理

ビニールハウスを飛び出し露地にも多く実った強い生命力の南瓜(かぼちゃ)。 丸ごと冷暗所で2、3ヶ月保存でき、加熱後つぶして冷凍しておけば料理に多用。 牛乳とバターを足してなめらかに、マッシュパンプキンを作りました。

初霜が降りる

外が明るみ目覚めたら、今までより一段と寒さを感じ、新しい季節の気配。 来たかと表を見ると、家の周りにこの秋冬で初めて観測する霜(しも)が。 寒さや氷雪との付き合いは大変ですが、冷たく澄んだ朝はとてもきれい。

育てた長ネギを調理

家庭菜園で栽培中の長ネギを試しに抜いて食べてみました。 寒さが手伝い、甘くとろっとした持ち味の出た、ねぎも主役の鴨南蛮に。 畝(うね)には何十本と並んでいて、この冬は色々な葱料理が楽しめそう。 akitaodatelifejp.hatenablog.com

庭の食用菊を調理

今日は文化の日、国民の祝日、日本になじみ深い菊の花がふと思い浮かびました。 大家さんに初霜前に花が開ききったら穫りなさいと言われ、見逃しアウトの昨年。 思い立ったが吉日、しらすと焼いてピザ、日本酒に生の花びらを浮かべて菊酒に。

焼き芋を薪ストーブで作る

大家さんが育てたサツマイモをもらい、しばらく追熟させていました。 濡らしたキッチンペーパーとホイルで包み、天板で1時間じっくり焼きます。 いい香りがしてきたら手袋で、ホクホク温まる甘みを蓄えた秋の味覚です。

晴耕雨読の暮らし

雨が降れば、露地の畑には手をつけず、仕事の建設現場は中止になることも。 今の生活は自然のリズムに沿い無理をせず、環境に余裕があり心身が健やかです。 未読本がタワーになる辺り移住前と変わらず、自分の意志が重要とは言えますが。

残業とビール

都会勤務の頃、超勤でスカッとしたいときや金曜、帰りの居酒屋が楽しみでした。 車が足で終電終バスも早い今、外飲みは年数回に減り、たまの残業後はすぐ家へ。 自作野菜のツマミでのんびりも良く、貴重な飲み会の計画もささやかな幸せです。

キクイモの花が咲く

畑の菊芋は身長を優に超え、秋の高空を向く黄色い鮮やかな花を咲かせています。 右の3mある株は先の台風で倒れたまま開き、今日やっと立て直したため横向き。 地中の見えない食用部分も元気に育っていそうだと希望的観測させる力強さです。 akitaodatelifejp…

月と三味線

縁側の小部屋で中秋の名月を観て、良いな和風の住まい...ふと我に返ります。 一軒家を借りた動機は江戸小唄の練習で、おもむろに取り出す久々の三味線。 最後に会で演った曲「待宵月」は昨日の月の名、今日から心機一転「狐踊り」を。 akitaodatelifejp.hate…

アネコムシ(カメムシ)が到来する

越冬のため家屋へ飛来するカメムシ、都会よりだいぶ多く家の中で遭遇します。 似た匂いと言う畑のパクチーは失敗したが、こちらは手放しで毎年現れる様子。 ペットボトルの口を被せて静かに捕まえると臭いを出しづらいと教わり実践中。

家の冬支度で出鼻をくじく

のんびり朝から畑の作物を総菜にし、小休憩のはずが五時間の昼寝で17時に起床。 ストーブとこたつや冬の寝具を出し、普段の炊事洗濯の家事であえなく休日終了。 ビフォーアフター番組に感心しつつ、自宅のガタつく雨戸閉めや薪運びは宿題に。

育てたゴーヤを調理

遅咲きの苦瓜はビニールハウスの中で着々と育ちました。 九月に入り5本の実をつけ、長いものは30cm近くに。 沖縄は暖かいだろうな、ゴーヤチャンプルーを薪ストーブの部屋で。 akitaodatelifejp.hatenablog.com

夏の面影パスタを作る

夏野菜の勢いが収まり、今年の家庭菜園も後半に入りました。 晩期のナス・オクラ・ミョウガ・シソを、油炒めし味どうらくの里で。 葱坊主は今いずこ、一向に元気な万能ネギを生で散らし、和風フェットチーネ。 akitaodatelifejp.hatenablog.com

育てたパプリカを調理

実っても途中で落ちてしまうなど一筋縄でいかないパプリカ。 早めに収穫し土間に置いて追熟させると、きれいに赤く色づきました。 オリーブオイルとレモン汁に浸し、胡椒をふってマリネに。 akitaodatelifejp.hatenablog.com

煙突ブラシ

今期の薪ストーブ使用を前に大家さんが掃除してくれて、方法を見て学びました。 煙突内のススを落とす長い柄のワイヤーブラシ、移住して様々な道具を覚えます。 もう焚く時期か早いなと思えば最後の使用は5月末、体感もとい実際に速いです。 akitaodatelifej…

スイカのスムージーを作る

家庭菜園のすいかは最終的に、予想をだいぶ上回る大小8個収穫できました。 すぐ食べない実は、皮と種を除き果肉を切り分け、適量ごと保存バッグで冷凍。 そのまま取り出し牛乳とミキサーにかければ、手間いらずのスムージーです。 akitaodatelifejp.hatenabl…

かんぴょうを作る

20kgまで大きく育った畑の夕顔を、桂むきで縁側に干し乾瓢(かんぴょう)に。 重く三本しばらく軒下で持て余し、熟れ過ぎて皮が硬化し木工用ノコギリで解体。 夏の日差しが去り、幅・厚さ・長さも不揃いな我流で、もはや出来るか実験です。 akitaodatelifejp…

欄間(らんま)

自宅古民家の欄間は部屋や壁ごとに異なるデザインで、写真は一部です。 装飾と採光に風通しといった目的で、昔の日本家屋などで見られるお洒落。 インテリア大国北欧然り、冬に長く過ごす秋田の住まいを楽しみたいものです。

便利な作業服

約二年半前の移住当初に買った、大館のワークマンで一枚1,500円だった作業着。 仕事で着て、帰宅後そのまま畑、休日は登山や釣りにも、ライフスタイルに合致。 建設・運送業に就き知った、丈夫で楽かつ無駄ない機能美の、よくできた服です。 (平成29年9月12…

パプリカが色づく

実がつき二ヶ月ほど経って色づき始め、調べると時間がかかる作物のようです。 まだ緑、まだ緑と急かして観察しても、野菜にはそれぞれのペースがありました。 赤の変化中は毒々しい色で最初ギョッとしますが、見慣れると個性的で可愛い。 akitaodatelifejp.h…

ゴーヤが実をつける

暗くなるのが早くなり、畑仕事半ばで切り上げようとしたところ発見。 暑い沖縄特産の夏野菜ゴーヤーが、秋田で今頃になって実を結ぶとは。 寒冷地の山里で5cmの果実がこの後どうなるか、熱視線で見守ります。

衣替えする

今月フリース上下を着て、納戸や脱衣所で電気ストーブをつける朝晩がちらほら。 日中は暑さがあるため夏服を一部残しつつ、いつ寒気が来てもいいよう秋冬物を。 冷えで行動が鈍った経験から早めに、秋田の寒さを思い出し気が引き締まります。

羽毛布団

移住後に町のアパートから山の古民家へ引っ越すにあたり買い足した掛け布団。 充分に暖かく、軽くて柔らかい寝心地の、シルバーグースダウンという種類です。 数千円の化繊布団しか買ったことがなく悩んだ五万円、今や必需品となりました。 akitaodatelifejp…

ミョウガの花が咲く

毎年晩夏から初秋にかけ、地上にちょこっと頭を出す庭の茗荷(みょうが)。 約1mに伸びた緑の偽茎(ぎけい)が密集する茂みに潜って摘む宝探し感覚。 開花すると目立つが旬には遅く、塩辛ければ分かるまいと漬けて帳尻合わせ。

毛布を3枚重ねて寝る

9月初日は明け方の気温が10度、昼は25度まで上がった手ごわい寒暖差の大館。 掛布一枚で夜目覚めうかうか客間から2枚拝借、夢の中で十二単衣を着ていた。 それでも朝起きると体が冷たく、羽毛布団を下ろす時期かと雪国の顔が見え隠れ。

秋田の夏を振り返る

特に印象的だったのは秋田や近県の多様な祭り、元気に育った自家菜園の夏野菜。 遊びの対価に去年は海でブヨ、今年は山でアブに栄養をやった思い出。 ともあれとても魅力的な田舎の夏が秋田にはあります。

虫と仲良く

蟻んこ、ゲジゲジ、愛を込め飼い蜘蛛と称すクモ、夏はみんな活動的です。 夕にはカンタンやコオロギのきれいな声が聴こえてき、いつの間にか秋の気配。 自然の中に生きていると実感できる我が宿。

育てた枝豆を食べる

家庭菜園の膨らんだエダマメは、トウモロコシ同様鮮度が命で、穫って即塩ゆで。 昨年は根付いた頃に植え替える大胆不敵な初心者ミスで2株失ったため余計旨い。 茹でたての香りもよく、休日の前夜祭であることも相まって、ビールが進みます。