秋田県で暮らす日記

大館市にIターンして見つけた地域らしさを紹介します

食べ物・お酒

銀河農場の夜(小岩井農場 岩手県岩手郡雫石町)

冬季恒例のイルミネーションで、動物型やトラクターと機関車の実物などに点灯。 日没前に見えた岩手山は「銀河鉄道の夜」著者で隣市生まれ宮沢賢治が愛した山。 土産のチーズケーキを家で食べ、日帰り圏かと列島の年末恒例大移動に際し感慨。 イベント「小岩…

鉱山の歴史をしのぶクリスマス(鹿角郡小坂町)

クリスマスまでの12月の土曜日、食や土産の夜店と電飾が彩った小さな旧鉱山街。 明治のキリスト教禁止令廃止後、独国人技師が祝った日本近代クリスマス魁の地。 昭和に鉱山が援助し建てた元カトリック保育園舎(写真)など遺構が点在します。 イベント「クリ…

育てたヤーコンの味噌漬けを作る

シャキシャキ食感のヤーコンは、掘ってから菊芋と同様に土間で土の中に保存。 前にもらった自家製味噌漬が美味しかったので、みそ床を作り漬け込みました。 焼酎でと聞いたがあった中国土産の紹興酒(しょうこうしゅ)入も、味やいかに。

ブロッコリーを雪の下から救出する

移植したらと言われ存在に気づき、私の畑を私より把握する大家さんの温室へ。 食べる部分の発達はまだで、葉が折れてはいたものの、大きく育っていました。 降雪期に野菜作りをすると思っていなかったので、冬の楽しみが増えて嬉しい。 akitaodatelifejp.hat…

日本酒「雪の茅舎 純米吟醸」(由利本荘市 齋彌酒造店)

茅舎(ぼうしゃ)とは茅葺き(かやぶき)屋根の家のこと。 雪深い田舎の風景が想像される酒を、当たらずといえども遠からずな我が宿で。 冬など外に気配がなくても中は大繁盛のことがある、秋田も忘年会の季節です。 (平成29年12月15日時点の情報です) aki…

育てたキクイモを調理

畑から収穫後、土間で土の中に入れ保存していた菊芋。 生でシャキシャキ食べられる酢漬けと、人参と炒めきんぴらに。 火を通せばホクホクのイモらしい食感になり、印象が大きく変わります。 akitaodatelifejp.hatenablog.com

焼肉・冷麺「ぴょんぴょん舎 盛岡駅前店」(岩手県)

移住前の旅行で冷麺にはまり、滅多に来れないしと友人と駅近でハシゴした昔。 肉の後、徐々にキムチがスープに混ざり辛く、アイスと珈琲を頼ませ有終の美。 今日は一人の胃袋で、今や車で二時間前後のため一軒を満喫、開拓は続きます。 「焼肉・冷麺 ぴょん…

ポインセチアの塔と雪野原(ブルーメッセあきた 潟上市、かたがみ)

道の駅しょうわと併設の観賞温室に、クリスマスまで大きなポインセチアタワー。 ここ昭和地区は花の生産が盛んで、雪で真っ白になる秋田の冬も中は年中鮮やか。 温室やレストラン花の大地が面する広場は時季は花が美しく、今の静けさも綺麗。 展示「高さ4mの…

馬肉の食文化がある県北

秋田北部を中心に桜肉は身近な存在で、食堂やスーパーでよく見られます。 大館の馬太郎、北秋田の肉のまつお、能代の桜田畜産など専門店も複数。 名産の筍ネマガリダケとの煮込みを初めて食べたとき食文化を羨みました。 (平成29年12月8日時点の情報です)

鶏めし御膳(花善 大館駅前)

JR大館(おおだて)駅の名物駅弁、昭和22年に誕生した淡い甘辛味の「鶏めし」。 製造する「花善(はなぜん)」の食事処では、温かいまま御膳で食べられます。 弁当は他駅でも販売しますが、ふっくら香る曲げわっぱのご飯は下車しての特典。 食堂・弁当店「花…

「しろだし」(仙北市角館町 安藤醸造)

前に角館観光で本店に訪れ、湯で希釈したものを試飲し即買、すぐに使い切り。 基本は直売、通販のみで、先日大館のスーパーにて出張販売があり再度入手。 鰹・昆布・椎茸の旨みに岩魚しょっつる(魚醤)のコクが光る個性の白だしです。 (平成29年11月29日時…

地産地消(ちさんちしょう)鍋を作る

大家さんが育てた白菜をもらい、いつかCMで見たミルフィーユ鍋に。 白髪ネギと小ネギは自家菜園、豚肉は地元商店で買った秋田産のもの。 気付けば具は全て地場の食材で、簡単ながら味わい深い料理となりました。

「龍角散」(秋田藩の家伝薬がルーツ)ののど飴

江戸期に秋田藩に仕えた現・美郷町出身医師が発明した咳止め薬が元の龍角散。 同社の喉飴が爽快でかねて常備していて、テレビCMを機に秋田起源と知り関心。 アメに八峰町産ハーブのカミツレ(カモミール)を配合するなど今も繋がりが。 (平成29年11月25日時…

干し柿を作る

庭に大家さんの柿の木があり、干してみたらと分けてくれました。 皮をむき紐(ひも)で結び軒下に吊るし、せっせと初めてこしらえた七個。 何列も垂らす柿暖簾(のれん)は相当な労力だと、山里の風景が慕われます。 akitaodatelifejp.hatenablog.com

畑じまいをする

小雪が降る中、株を全て抜き道具を片すなど、今年の家庭菜園を始末しました。 葱・南瓜・菊芋、薩摩芋と似た見た目のヤーコンを収穫、これから保存作業に。 冬を越すニンニクの球根をようやく植え来夏に託した夕方、もう地面は凍り初め。

居酒屋「六兵衛」(青森県青森市、ろくべえ)

所用で来た隣県、夕食どき青森の郷土料理を求め、貝焼味噌と地酒の看板を発見。 大きなホタテの殻を器に立つ湯気に、日本酒は市内蔵元の「田酒(でんしゅ)」。 懐っこい温かみが土地に惚れさせる店は、外の雪も肴に思う情景の北の酒場です。 「たる酒と貝焼…

薄雪の田んぼ

いつもの朝支度、窓の外は今までからガラリと変わり、目が覚める白さに。 刈られて残った藁(わら)色の稲株に雪を被る冬の田が広がっていました。 これから静かな冬へと、寂しげで慎(つつ)ましい風情があります。

育てたカボチャを調理

ビニールハウスを飛び出し露地にも多く実った強い生命力の南瓜(かぼちゃ)。 丸ごと冷暗所で2、3ヶ月保存でき、加熱後つぶして冷凍しておけば料理に多用。 牛乳とバターを足してなめらかに、マッシュパンプキンを作りました。

「比内讃菓」(大館市 菓子舗一ノ関)

明治40年創業の和洋菓子店は、比内鶏最中はじめ地元にちなむ品が。 栗・キンカン・梅の実を異なる餡で包んだ饅頭は、田舎風の自然な味。 比内町周辺の地図模様の箱入り10ヶ、郷土愛が散りばめられています。 (平成29年11月11日時点の情報です)

比内地鶏の親子丼(れすとらん比内どり 大館市比内町)

秋田大館の比内(ひない)地区が主産地、日本三大美味鶏の一とされる比内地鶏。 しなやかな肉質が特徴的で、きりたんぽ鍋のダシや具に重宝する旨い味はさすが。 道の駅ひない併設の当店は、親子丼870円、たたき720円(今日現在)と好い価格。 比内地鶏料理「…

マルメロ柄のブラウス

七月に大館で開催されたフリーマーケットで、レトロ感に魅かれ買った服。 “QUINCE”の文字が気になり後で調べると、英語でマルメロ、北秋田の名産です。 黄色い果物の印象が強く、薄紫のデザインで全くそれだと気づきませんでした。 akitaodatelifejp.hatenab…

秋の果物マルメロ

職場の事務員さんが作った甘露煮をもらい、初めて食べた県森吉地区の秋の特産。 生だと渋くて硬い果物といい、調理で柔らかく甘酸っぱさが引き出され美味しく。 カリンと似た丸い実は大変かぐわしく、置いて天然の芳香剤としての用途もあり。

どぶろく「マタギの夢」(北秋田市阿仁 マタギの里観光開発)

山あいの打当温泉で製造販売する濁酒は、自家製米と地元森吉山の伏流水を使用。 すっきりした甘みと酸味、もろみの素朴な口当たりと軽い発泡のフレッシュ感。 売店で容器持参の量り売りか食事処で飲め、少量生産のため予め在庫の確認を。 【問い合わせ】打当…

育てた長ネギを調理

家庭菜園で栽培中の長ネギを試しに抜いて食べてみました。 寒さが手伝い、甘くとろっとした持ち味の出た、ねぎも主役の鴨南蛮に。 畝(うね)には何十本と並んでいて、この冬は色々な葱料理が楽しめそう。 akitaodatelifejp.hatenablog.com

庭の食用菊を調理

今日は文化の日、国民の祝日、日本になじみ深い菊の花がふと思い浮かびました。 大家さんに初霜前に花が開ききったら穫りなさいと言われ、見逃しアウトの昨年。 思い立ったが吉日、しらすと焼いてピザ、日本酒に生の花びらを浮かべて菊酒に。

「おがどら」(男鹿市 菓子工房甘楽、からく)

とても目を引く包みのデザインで、秋田駅の土産物屋店頭にて思わず購入。 男鹿(おが)伝承の民俗文化なまはげの顔が、赤と青の表裏になったパッケージ。 上品な甘さの小振りなどら焼き、鬼の形相も実は福の神といわれるナマハゲです。 (平成29年10月31日時…

とんぶり

プチプチ感が楽しい、大館市比内(ひない)地区で国内生産量をほぼ占める特産。 植物ホウキグサの実を加工した野菜で、長芋や色々な食材と合うクセのない味。 異名「畑のキャビア」のそこはかとない高級感、生の初物が流通する秋が旬です。 (平成29年10月30…

秋田はりんごの産地

一大産地青森のとなり秋田県も、各所で林檎を作っていて国内上位の生産量です。 大館のリンゴ直売所で売っていた、秋田紅あかりと王林にジュース。 「秋田りんご」の語呂と語感も可愛くて良い気がします。 (平成29年10月27日時点の情報です)

異業種から生コン運転手になり思う

ずっと畑違いの事務系職をしていて、移住と同時に未知の建設・運輸業へ転向。 こちらは都会に比べ、農業、土木、運送など従来ある職の働き口が目立ちます。 災害復旧や道路修繕に携り、当然の生活基盤は人の仕事で成り立っていたと実感。

焼き芋を薪ストーブで作る

大家さんが育てたサツマイモをもらい、しばらく追熟させていました。 濡らしたキッチンペーパーとホイルで包み、天板で1時間じっくり焼きます。 いい香りがしてきたら手袋で、ホクホク温まる甘みを蓄えた秋の味覚です。